「掬えば手には」瀬尾 まいこ／著

「掬えば手には」瀬尾 まいこ／著　講談社／発行

内容紹介（「BOOK」データベースより）
大学生の梨木匠は平凡なことがずっと悩みだったが、中学３年のときに、エスパーのように人の心を読めるという特殊な能力に気づいた。
ところが、バイト先で出会った常盤さんは、匠に心を開いてくれない。
常盤さんはつらい秘密を抱えていたのだった。
だれもが涙せずにはいられない、切なく温かい物語。

今の若者たちは大変だなぁと思う。
SNSなんてできて、四六時中色々気にしながら生きなくちゃいけないわけでしょ。

ワタシたちの時代より、圧倒的に便利にはなっているけれど。
その分、圧倒的に面倒くさくなっている。

新しい時代のマナーやルールに馴染めない人は生きづらいんだろうなぁ。
このお話に登場するひとりひとりにも。
もっと、自由にしていいんだよ～と囁いてあげたい。

また、明日！