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杏
ひつじ年生まれ。本にまつわる仕事に携わる。2017年、京都より信州へお引越し。趣味は東北の手仕事「こぎん刺し」など。フラ、パン作りもユルユルと修行中。将来はフネさんのように普段着物で和やかに暮らすのが目標。幸せのタネは、おいしいコーヒーとお菓子をお供に、好きな本を読むひととき。畑活動にいそしむゴマさんとふたり暮らし。
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2020年02月29日

ひねもすゆるり 三笑亭夢丸さん


駒ヶ根の大宮五十鈴神社で定期開催されている「ひねもすゆるり寄席」。
ゆったりした空間で、江戸落語が楽しめます。


この日は、三笑亭夢丸さん。
三席たっぷり聴かせていただきました。
落語って、おなじみの噺でも新鮮に楽しく聴くことができる。
その人なりの個性、話し方、会場の雰囲気で新たな発見ができるのが面白い。

上方落語で聴いていた噺を江戸落語で聴くのも一興。
ねっとりもちもちしていたストーリーが、さばさばきっぱりした世界に一変。
どちらがいいということではなく、その文化の違いに感心してしまいます。

ずっと以前のことですが、東西落語家の会に行ったことがありました。
西は桂枝雀、東は三代目古今亭志ん朝でした。
落研出身の仕事仲間が絶対聴くべき!と連れて行ってくれたのですけれど・・・。
すご~~~く贅沢な落語会だったんだなぁ。
二度と聴くことがかなわぬ落語家さんの話芸に出会えたこと、今更ながら感謝です。  


Posted by 杏 at 20:00本とアート

2020年02月28日

信州あべ川餅 福田屋本店


中仙道、甲州街道分岐の地。
あべ川餅が名物のお店。


やわらかいお餅にきなこたっぷり。
二人でパクパクと・・・とまらないヤツです。
昔々の旅人が、諏訪湖を眺めながらパクついたんだろうなぁ。

信州あべ川餅 福田屋本店
諏訪郡下諏訪町矢木西25

  


Posted by 杏 at 20:00おいしいゴハン

2020年02月27日

「マジカルグランマ」柚木麻子/著


「マジカルグランマ」柚木麻子/著 朝日新聞出版/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
女優になったが結婚してすぐに引退し、主婦となった正子。夫とは同じ敷地内の別々の場所で暮らし、もう4年ほど口を利いていない。ところが、75歳を目前に再デビューを果たし、「日本のおばあちゃんの顔」となる。しかし、夫の突然の死によって仮面夫婦であることが世間にバレ、一気に国民は正子に背を向ける。さらに夫には2000万の借金があり、家を売ろうにも解体には1000万の費用がかかると判明、様々な事情を抱えた仲間と共に、メルカリで家の不用品を売り、自宅をお化け屋敷のテーマパークにすることを考えつくがー。「理想のおばあちゃん」から脱皮した、したたかに生きる正子の姿を痛快に描き切る極上エンターテインメント!


世の中、性別や年齢や立場によって「あるべき姿」を求められる。
50代の女性なら、こんな風がステキとかね。
でも・・・ワタシは「ちょっぴりじゃない」ほうへ行きたくなる。

このお話の主人公、正子さんもあるべき姿を脱ぎ捨て、自分らしさを見つけていきます。
時にはやりすぎかも・・・と読者すら思ってしまうけれど。
「空気を読まない」生き方だってアリだよ!と思わせてくれます。
年をとることも悪くないかも♪
  


Posted by 杏 at 20:00本とアート

2020年02月26日

丸高蔵 みそ茶屋千の水


諏訪の老舗味噌蔵にて、ランチをいただきました。


店内は黒々とした立派な柱。
上手くリノベーションされていて気持ちのいい空間です。


ワタシは、おむすびとお味噌汁のセット。
小鉢もついていて、女子はこの量で十分。


お味噌や醤油が香ばしいおむすび。
おいしいなぁ・・・。
日本人の発酵文化、あらためてスゴイと思う。


ゴマさんは食べ応え十分の御膳です。
メインのお料理はいくつかから選べます。


このお味噌汁がごちそう。
ピリリと辛いお味噌を選びましたよ。
たくさんの具を入れると、複雑なうまみが加わっていいですねぇ。
いつも、適当に作っているお味噌汁、改めて見直してみよう。

丸高蔵 みそ茶屋千の水
諏訪市高島1丁目8-30
  


Posted by 杏 at 20:00おいしいゴハン

2020年02月25日

伊那谷コトバ「やのあさって」


あなたは、あさっての次の日は何と言いますか?
「しあさって」?
「やのあさって」?

信州では、地域にとって順番が違うらしいのです。

南信・中信(塩尻・木曽)・東信(諏訪寄り)
明日→あさって→しあさって→やのあさって

北信・東信・中信(松本)
明日→あさって→やのあさって→しあさって

お・・・おそろしい。
三日後の約束は、会えない危険が。

ちなみに京都では「やのあさって」という言葉を使ったことがありません。
3日後の約束は、曜日とか日付で確認するほうがよさそうですね。
  


Posted by 杏 at 20:00日々の暮らし

2020年02月24日

鉾持神社(ほこじじんじゃ)


高遠にある鉾持神社(ほこじじんじゃ)。
毎年2月11日に開催される、だるま市で有名な神社です。


創建は721年(養老5年)。
平城京ができたのは「なんと立派な平城京」で710年。
その10年後には、この神社できたんですね・・・。
いにしえより、この地を見守り、鎮めてきたんだなぁ。
しみじみと、山の清らかな空気でカラダを清めさせていただきました。
  


Posted by 杏 at 20:00日々の暮らし

2020年02月23日

バードフィーダー


高遠のカフェ「木のすず」さん。
お庭の木にまるでムーミンハウスのようなバードフィーダー。
わぁ、とってもかわいい♪


裏は山。
次々と野鳥さんたちが集まってきます。
ひまわりの種を入れているそう。


世の中がザワザワしているときは、
テレビもインターネットもオフにして・・・。

野鳥たちが木々の間を飛び回っている。
そんな風景を眺めながら、のんびりお茶タイム。
ふわりと心が軽くなるようです。

  


Posted by 杏 at 20:00日々の暮らし

2020年02月22日

「月とコーヒー」吉田篤弘/著


「月とコーヒー」吉田篤弘/著 徳間書店/発行

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
喫茶店“ゴーゴリ”の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒、空から落ちてきた天使、終わりの風景が見える眼鏡ー。忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話です。小箱の中にしまってあったとっておきのお話、24ピース。


一日の終わりの寝しなに読んでいただく短いお話を書きました。
先が気になって眠れなくなってしまうお話ではなく、あれ、もうおしまい?
この先、この人たちはどうなるのだろう・・・と思いをめぐらせているうちに、
いつのまにか眠っているというのが理想です。

吉田さんのあとがきの言葉です。
まさに!です。
ワタシ、吉田さんの策略(?)にまんまと引っかかっておりました。

お布団に入り本を開く。
ひとつのお話を読みおわると、ちょうど体も温かくなってきて、
おやすみなさいになるのです。

また、本のサイズが絶妙なの!
横になって開く本のサイズはこれがいい。

繰り返し繰り返し読んでも心地いいのはなぜでしょう。
ずっとベッドサイドに置いておきたくなる一冊です。  


Posted by 杏 at 20:00本とアート

2020年02月21日

伊那谷コトバ「ヘラ」


信州の人に「ヘラ」は方言で、全国では通じないですよと言うと
「ヘェ~!!」となるそうです。

「ヘラ」・・・さて何でしょう?
お台所や、日曜大工で使うあのヘラではないですよ。

なんと「ヘラ」は舌のことなんだそうです。
お医者さんで「ヘラ」出してって言われたらびっくりするなぁ。
教えてもらっておいてよかった・・・。

ワタシは「ベロ」って言うかなぁ。
「ベロ」はどうやら全国区みたいです。
  


Posted by 杏 at 20:00日々の暮らし

2020年02月20日

木のすず


桜で有名な高遠。
お散歩の途中で、小休止。
とっても素敵な紅茶のお店です。


高台なので、高遠の町を一望できます。
遠くにはアルプスも。


薪ストーブでポカポカの室内。
猫さんたちが、無視してるフリしながら近づいてきてくれます。
紅茶は種類豊富。
アールグレイをポットでいただきました。
なごむわぁ・・・。


スコーンにクロテッドクリームとジャムをたっぷり。
高遠散策の休憩にどうぞ。

木のすず
伊那市高遠町西高遠782-2


  


Posted by 杏 at 20:00おいしいゴハン